綿島康浩陶工房日記

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2014年 11月 21日

高麗

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青磁象篏鉢。高麗青磁みたいに象篏した器に青磁釉を掛けて焼成。高麗青磁は良いんですけど私的には薄ら寂しいものがあります。掘った後に白い化粧土を埋め込んで模様をつけるのですが!なるべく堀の幅を広くし白い紋様の部分がめだつようにしてます。そうすることで薄ら寂しさを和らげているつもりです。
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by watajima210 | 2014-11-21 12:31 | やきもの
2014年 11月 08日

灰をつくるpart2

先日燃やした灰を水簸(すいひ)します。水簸とは原料を水で洗い、裏ごしする作業です。まずは水に浸し撹拌します。何度かこの作業を繰り返し灰汁(アク)をとります。
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かなりのアルカリ性なので水で中和していきます。最初に取った灰汁は粘土に混ぜ合わせるために少し確保しておきます。灰汁を粘土に入れることにより粘りがまします。
焼き物の仕事は化学的な知識が必要になりますが、高校時代の化学選考でしたので役立ってます。義務教育や大学受験などその当時、必要なのか分からず勉強してましたが今ではやってて良かったなと思ってます。人生に無駄なものは無いと実感してます。
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by watajima210 | 2014-11-08 16:18 | やきもの
2014年 11月 06日

灰をつくる

先日武雄の名産になったレモングラスの廃棄処分するものを頂きました。これを燃やして灰をつくります。灰は焼き物をつくるには必要不可欠なものになります。レモングラスの灰は藁灰の灰と近く耐火度が高い灰になります。たくさん釉薬の中に入れても釉薬の耐火度を落とさず乳濁した釉薬に仕上がります。
窯の場所や温度の違いによって雰囲気が違った焼き物ができますので面白い原料になります。
廃棄処分になるものでも貴重な原料になってしまうところが焼き物の面白さでもあります。火を焚くって楽しい作業です。
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下の徳利がレモングラスの灰を使った釉薬です。乳濁した雰囲気が好きです。これを使って自分の焼き物に生かせればと思っております。
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by watajima210 | 2014-11-06 09:12 | やきもの